機能・動作環境について
01 Main Features
主な機能のご紹介
現在、当社のサブスク契約会員様の95%以上は、建設コンサルタント・測量設計業です。
バージョンアップ時などの機能アップは、建設コンサルタント・測量設計業の会員様からの意見を集めておこなっています。
これからも建設コンサルタント・測量設計業の皆様に「使いやすい」土木積算システムの開発・販売活動を継続します。
単価情報
「SUPER ESCON Plus」の単価情報には、基本単価・施工単価があります。
基本単価:「建設物価」「積算資料」「土木コスト情報」「土木施工単価」「労務単価」「WEB建設物価」などの材料単価・労務単価です。
施工単価:歩掛・代価です。国土交通省を基本に各種オプションをご用意しております。
各種条件設定(工事工種の選択や間接工事費補正など)
業務内容に合った「工事工種」「地域補正」を選択することができます。
間接工事費・共通仮設費は自動計算されます。「解説」画面より、基準書(赤本)などの解説が参照できますので、
基準書を手元が無い場合でも、実際の条件に沿った設定が行えます。
ツリーの作成
国交省土木工事積算基準をはじめ各種積算基準に対応しております。
基準に記載の歩掛、施工パッケージはすべて登録済みです。
積算体系から選択するだけで工種、種別、細別のツリーを作成できます。
細別から逆展開でツリー作成も可能です。
キーワード検索時には半角・全角・ひらがな・カタカナなどを区別せずに検索できますので効率的に作業ができます。
直接工事費の積み上げ①
【代価検索で単価を積み上げ】
ツリー作成後は、直接工事費の積み上げをおこないます。「代価検索」機能を使って単価を積み上げていきます。細別名から施工単価(歩掛)・施工パッケージの候補が表示され、該当するものを選択するだけの簡単操作です。数量を入力すれば積み上げが完了します。
直接工事費の積み上げ②
【作業能力計算による代価作成】
現場の条件により、その都度歩掛を計算する機能です。
諸条件を選択・入力する事で代価を自動的に作成します。
直接工事費の積み上げ③
【施工パッケージ型積算方式の積み上げ】
施工パッケージ型積算では歩掛りの公表は無く、機械・労務・材料の構成比と標準単価の公表から地区単価を補正するようになっています。
条件選択するだけで、施工パッケージ型の単価を作成できます。
また、時間外割増賃金や豪雪補正の修正、支給品の設定、名称・規格・摘要の変更に対応しております。
直接工事費の積み上げ④
【ユーザー代価・ユーザー単価の積み上げ】
代価検索で該当する施工単価・施工パッケージが無い場合は任意の単価をその場で作成する事ができます。材料やメーカー品、産廃などの見積金額を入力する際にも対応しております。マスタ登録無しの運用が可能です。
工程表の作成
建設コンサルタントの皆様が積算業務を行う際の「工法比較」においては工程表のご提出をされる場合があると思います。こちらは、その際にご利用いただける機能です。
作成されたツリーの情報(日作業量)を元に工程表が作成されます。
国土交通省の「作業日当り標準作業量」を根拠に自動で作業日数を計算、反映されます。
休日や天候を考慮した不稼働率の設定や、Excelへの出力が可能です。
計算書への出力
建設コンサルタントの皆様が積算業務を行う際の「工法比較」においては「経済性(概算工事費)」の明記を求められます。その際にご利用いただける機能です。
出力は、必要な項目を選択する事ができますので、目的に沿った計算書を作成することが可能です。
代表的なものとしては、工事費内訳書です。工事費内訳書には「内訳書」「明細書」「代価表」があり、予定価格の根拠となる資料となります。
02 Useful feature
便利機能のご紹介
「数量総括表」読込
設計業務時に作成されている「数量総括表」をシステム上で読み込ませることにより、レベル4のツリーを自動で作成。ツリー作成時間を大幅に減らすことができます。
※「数量総括表」の書式によっては、読込前に編集が必要となります。
また、「数量総括表」に記載の数量も反映されるため、後は代価・施工パッケージを積み上げるだけの状態になります。
工費比較に最適「単価調査機能」
部分的な工法比較をおこなう時など、「単価だけすぐに調べたい」という場合にお使いいただける機能です。
調査した内容をEXCEL出力・印刷する事も可能です。
過去の設計書参照機能
過去に作成した設計書からツリーを流用することができます。
基準にない工種・種別・細別を利用した場合や、過去に作成した設計書を最新の単価で再作成したいなどの用途にご利用いただけます。
建設コンサルタント・測量設計業様向けの
便利な機能・運用方法を1冊の資料にまとめました。
03 Specification Environment
動作環境について
SUPERESCONPlusは、「LAN環境」「スタンドアロン環境」と使用環境に応じて2種類のご提供が可能となっています。
ライセンス認証は、すべてWEB認証となりますので、インターネット環境は必須となります。
1ライセンスあたり2チケット(ボリュームライセンス)の提供をさせていただいております。
LAN環境
LAN環境の場合は、フローティングライセンス※に対応しており、1ライセンスの契約であれば、LANにつながっているPCの中で同時接続2台使用可能になります。
スタンドアロン環境
※各PCともライセンス認証のため、インターネットへの接続が必要となります。
※各PC単位でライセンス解除/認証が必要です。
※ご購入いただいた1つの製品に対してチケットを2枚付与いたします。
BCP対策や急な災害対応でも利用できます。チケット数は導入いただいた製品を同時に起動できる台数になります。
適用基準・参考文献
- 国土交通省土木工事積算基準(国土交通省)
- 国土交通省土木工事標準積算基準書(国土交通省)
- 施工パッケージ型積算方式標準単価表(国土技術政策総合研究所)
- 建設機械等損料表(日本建設機械施工協会)
- 橋梁架設工事の積算(日本建設機械施工協会)
- 橋梁撤去技術マニュアル(北陸橋梁撤去技術委員会)
- 下水道用設計標準歩掛表(日本下水道協会)
- 推進工法用設計積算要領「小口径管推進工法 高耐荷力管推進工法編」(日本推進技術協会)
- 推進工法用設計積算要領「小口径管推進工法 低耐荷力管推進工法編」(日本推進技術協会)
- 推進工法用設計積算要領「鋼製管推進工法 鋼製さや管推進工法編」(日本推進技術協会)
- 推進工事用機械器具等損料率参考資料(日本推進技術協会)
- 水道事業実務必携(全国簡易水道協議会)
- 土地改良工事標準積算基準(農林水産省)
- 農業集落排水施設標準積算指針(地域環境資源センター)
- 治山林道必携(日本治山治水協会、日本林道協会)
- 公園・緑地の維持管理と積算(経済調査会)
- 造園修景積算の手引き(建設物価調査会)
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