土木積算 用語集

補強土工法
土に補強材を加えて強度や安定性を向上させる工法のこと。自然のままの土だけでは支えきれない構造物や斜面を安定させるために用いられる。
主な工法としては、コンクリート製または鋼製の壁面材と、補強材として鋼製の帯板を用いた帯鋼補強土壁(テールアルメ工法など)や鋼製の棒鋼及びアンカープレートを用いたアンカー補強土壁、高分子系のプラスチック材料を補強材とする補強土壁(ジオテキスタイル工法など)がある。
また、道路や盛土の強度を向上させるため、補強材を土と一緒に積み上げる補強盛土工法や、法面の補強として植生マットやワイヤーネットを組み合わせた「緑化補強土工法」などがある。
従来のコンクリート工法よりコストを抑えつつ、環境にも配慮できるため、道路・橋・擁壁・斜面保護など多くの場面で活用されている。
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